来年の米大統領選 オバマ氏が再選出馬表明
【ワシントン共同】オバマ米大統領は4日、再選を目指して2012年11月の次期米大統領選に出馬する考えを正式表明した。野党共和党から現時点で正式に立候補した対抗馬はおらず、現職として他候補に先駆けて選挙運動を始動させた。
オバマ氏の地元イリノイ州シカゴにあるオバマ陣営の選挙対策本部が支援者向けに電子メールを送ったり、選挙用サイトに動画を掲載したりして出馬のメッセージを伝え、前回大統領選と同様の草の根の支援を訴えた。
AP通信によると、オバマ氏は電子メールで「われわれが信じる政治は高価なテレビ広告や派手なイベントからではなく、あなた方が近所や職場で話題にすることから始まる」と呼び掛けた。
政治専門サイト「リアル?クリア?ポリティクス」によると、3日時点のオバマ氏の支持率は46?5%、不支持率は46?8%と拮抗している。大統領選では、雇用や財政赤字問題が主要争点となる見通しで、現在8?8%の失業率を改善し、経済政策の効果を示すことができるかどうかが再選の鍵となりそうだ。
共和党では、ポーレンティー前ミネソタ州知事が出馬に向けて具体的な動きを見せているが、正式表明した人物はまだいない。ほかにロムニー前マサチューセッツ州知事、ギングリッチ元下院議長らが立候補するとみられている。(共同)
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