柏のFW大津 ボルシアMG移籍へ
J1柏でU―22(22歳以下)日本代表経験もあるFW大津祐樹(21)がドイツ1部リーグの名門ボルシアMGに移籍することが5日、濃厚となった。大津はメディカルチェックを受けるために同日、ドイツに出発した。検査を通れば両クラブが条件面の交渉を行う。
獲得の打診を受けた柏は今季終了まで契約が残っていたが、小見幸隆強化本部統括ダイレクターは「大津にとって一番いいのは何かということを考えて判断した」と本人の希望を尊重し、移籍を容認する方針を示した。
茨城県出身の大津は東京?成立学園高から2008年に柏入りし、ドリブルを武器としている。ボルシアMGは1970年代に国内リーグを5度、欧州連盟杯を2度制したが、近年は低迷。昨季はリーグ戦16位に終わり、入れ替え戦で1部残留を決めていた。