浅尾が通算142ホールド 単独でプロ野球最多も笑顔なし
中日の浅尾拓也投手(27)が10日、巨人1回戦(東京ドーム)で今季4ホールド目を記録し、ジェフ?ウィリアムス(元阪神)を抜いてプロ野球新記録の通算142ホールドを達成した。6―5の八回に6番手で登板し、三者凡退に抑えた。通算登板試合数は288。
しかし、降板後に追い付かれてチームが白星を逃したため「記録よりチームの勝ちに貢献したい」と笑みはなかった。
1点リードの八回に登板し、高橋由を右飛、小笠原、代打ボウカーは連続三振で片付けた。右腕は「自分の感覚でいいなという球を投げられた」と投球内容には納得した様子だった。
ホールドは中継ぎ投手が同点もしくはセーブの条件を満たす状況で登板し、1死以上を奪い、リードを保つか同点のまま降板した場合に記録される。