清武氏と一問一答「やましいところはまったくない」
――あした宮崎には。
「参ります。母校(宮崎南)の50周年の記念式典なので。本当はきょうの夕方に飛行機で行く予定でしたけど、直前に解任ということになりましたので。あすの朝行ってお約束を果たそうと思っています」
――キャンプ地には。
「解任されたので行くことはできませんね。解任という話がなければ選手をグラウンドに集めて、今回の問題についてなぜ私が職を賭して皆さん方に会見でお話ししなければならなかったのか、どうしてこの時期だったのか、また渡辺会長を厳しく批判せざるを得なかったのか、ということを申し上げようと思っていました」
――その場を失われたということか。
「そうですね。残念ですけど。会社を出るときに残っていた職員たちに私はやましいところはまったくない、という話をしました。泣いてる方もいらっしゃいましたけど、声なき声はあるんだなと思いました」
――弁護士とはどんな話を。
「日本シリーズの間は黙っておきましょうと。終わったら皆さん方にこれまでのいきさつについて、まだ話してない部分もたくさんあるのでお話ししなきゃいかんなと。法的な措置についてもきちんと取るべく弁護団を結成してやりましょうかとなりました。私はいかなるメディアにも平等にきちんと話します。もう一つは家族もおります。同じ読売グループにも娘がおりますし、家族とか自宅とかはご遠慮ください。時期が来たらきちんとお話しします」
――法的措置については。
「すべてその時点で明らかにできるかどうか分かりませんが、いきさつについてはかなりお話しできるんじゃないかと。不当、違法と申し上げたし、それについてはさらに検討したい」
――相手は読売巨人軍。
「これから検討する。言えば言うほど日本シリーズに影響を与えてしまうので、少しそれは控えたい」