野球とソフト　五輪復帰目指し統括連盟も視野

２０２０年夏季五輪で実施競技復帰を目指す野球とソフトボールの両国際競技連盟（ＩＦ）会長が１５日、東京都内で会談し、男子の野球、女子のソフトボールとして１競技で五輪復帰を図る構想について協議を継続することで合意した。便宜的に両競技を統括するＩＦの設置も視野に入れる。

　２０１４年仁川アジア大会では、一度は除外された女子のソフトボールを男子の野球と統合し、１競技とすることで救済した。国際野球連盟（ＩＢＡＦ）のフラッカリ会長は「アジア大会の例を参考に、暫定的な新連盟の可能性も模索していきたい」と前向きな姿勢を示した。