高砂一門が感謝イベント 3000人が力士と触れ合う
大相撲の九重部屋などが所属する高砂一門は28日、相撲人気の回復を目指して東京?両国国技館でファン感謝イベントを催し、3000人を超える来場者が力士らと触れ合った。
両国駅近辺で行われた「両国にぎわい祭り」に合わせ、国技館を無料で開放。十両高見盛ら関取衆は一門の連合稽古を披露した後、子どもと相撲を取って盛り上げ、握手会にも参加した。九重親方(元横綱千代の富士)ら親方衆や、元関脇高見山の渡辺大五郎氏ら一門OBによるトークショーなどもあり、盛りだくさんの内容だった。
5歳の娘と来場した東京都中央区の主婦は「相撲はテレビでしか見たことがなかった。子どもが升席に座れて喜んでいたし、いい機会だった」と話した。
一門としては画期的な催しの中心となった八角親方(元横綱北勝海)は「大成功。来年もタイミングが合えばやりたい」と手応えを語った。