ヤンキース、ぜいたく税対策で補強“消極的”
14年には課税対象となるチーム総年俸の上限が今季の1億7800万ドル(約137億円)から1億8900万ドル(約146億円)に引き上げられる。昨季も2億ドル(約154億円)を超える年俸総額だったヤ軍にとって、12、13年の実現は不可能だが、14年はクリアできると計算している。
さらに新労使協定では「1度でも基準を下回れば、翌年は税率は17?5%に引き下げられる」となった。ヤ軍は12年に超過分の42?5%、13年には同制度最大の50%が課徴される。しかし14年に目標を達成できれば、15年に仮に超過しても、税率は50%でなく17?5%。その差だけでも数十億円に上ると予想される。