男子禁制!秘密の花園「女子会」がブーム
女性だけで集まる会“女子会”がブームだ。「姫飲み」や「乙女会」などと女性によって名づけられた会は、いかにも華やか。「オシャレをして女子だけでゆっくり盛り上がりたい」(23歳女性)と話す女子会とは?「ドレスアップして、シャンパン飲んだりもつ鍋食べに行ったり。誰かの家に行ってDVD見る事もありますよ。見るのは『SEX and the CITY』とか『プラダを着た悪魔』。かわいいファッションを見て騒ぐんです」と話すのはアパレルメーカーに勤める24歳女性。なんだか楽しそう…。流行の発端は、関西で人気を博した読者モデル達。“読モ”と呼ばれる彼女達が女性だけの会を開いた事からじわじわと浸透、ブームになった。またアメリカのテレビドラマ「SEX and the CITY」の影響も大きい。ニューヨークに住む30代女性4人の恋や仕事、友情が描かれたこの作品は、最先端のファッションが一大ブームを呼んだ。「30代になっても仕事や恋の話ができる友達がいたらいいと思う」(25歳女性)と、ファッションだけでなく彼女達の友情に憧れを持つ女性も多い。「女の子と男の子のツボって微妙に違うんです。洋服も、本当におしゃれしたい時は、女の子の方がかわいさを分かってくれるし。はしゃぎたい時は女の子だけが楽しい!」(24歳女性)と、「女子会」とは異性の目を気にせず友情を深める会のようだ。ちなみに具体的に何をしているか聞いた所、「お店を貸しきって誕生日会」(22歳女性)、「みんなでちょっと高めのホテルに泊まってシャンパンを飲んで騒ぐ」(27歳女性)というゴージャスなものから「チェーン居酒屋で朝までまったり」(22歳女性)「お酒やゴハンを持ち寄って家飲み」(23歳女性)などのリーズナブル派までさまざま。中には「みんなで人間ドッグへ。健康志向なんで」(28歳女性)や、「寄席を見に行きたいって友達が言い出して、女子4人で寄席体験してきました」(25歳女性)という変わったものもあった。不景気に揺れる世の中を「女子会」で友情を深めた女性達が元気にひっぱっていくかもしれない。【東京ウォーカー/白石知沙】