開幕候補の国吉 無失点も不安 友利コーチ「ゼロに抑えたのは収穫」
DeNAの開幕投手候補の国吉が3日、楽天とのオープン戦に先発。4回を投げ3安打3四球で無失点だった。
直球、変化球とも低めに集まり2回までは上々の投球をみせたが、3回に内村のバント安打の際に、自ら一塁に暴投を投げると、さらに2四球で満塁に。なんとか無失点には抑えたものの、走者を出してからの投球が課題であることがあらためて浮き彫りとなった。
「結果にこだわりたい」と試合前に話していたが、4回も二、三塁のピンチを招くなど、ビリッとしない投球。「ウチの目玉」と位置づけていた20歳の右腕の投球内容にベンチの中畑監督の表情は厳しかったが、それでも友利投手コーチは「ゼロに抑えたのは収穫」と前を向いた。