平野 2大会連続の五輪も「苦しい大会だった」
ベテラン平野が苦しみながらも五輪出場を決めた。初対戦のリ?ミギョン相手に序盤は空振りや凡ミスを連発し、リードを許した。それでも終盤に集中力を取り戻すと気迫と闘争心を前面に出して威圧。最終ゲームの9―8からは「打ってやると相手を見ていたらミスをしてくれた」と相手のサーブミスを誘った。大会前に体調を崩し、せき込む場面もあり「苦しい大会だった」と重荷を下ろした様子だった。
◆平野 早矢香(ひらの?さやか)08年北京五輪で女子シングルス3回戦敗退、団体4位入賞。シングルスで全日本選手権5度優勝、国際連盟ワールドツアー(当時プロツアー)通算4勝。世界選手権団体戦で4度の銅メダル。宮城?仙台育英高出、ミキハウス。1メートル58、54キロ。27歳。栃木県出身。