連戦の疲労出たパラグアイ 頼みのエースも途中出場で肉離れ
パラグアイは堅守速攻の持ち味を出せず、完敗した。準々決勝と準決勝は延長とPK戦を戦い抜いただけに余力がわずかだったのは事実だが、GKビジャルは「世界屈指の攻撃陣になすすべがなかった。まだ改善するべきところがある」と潔く負けを認めた。
マルティノ監督が信頼を寄せてきたエースのバリオスが連戦の疲れで先発を外れた。代わりにセバジョスが先発したが荷が重く、見せ場はなかった。バリオスは後半途中からピッチに立ったが、すぐに脚の肉離れに見舞われた。(共同)