細川「ビックリした」“アリの巣”翌日はホールインワン
今週は何かを起こす男だ。初日は18番でアリの巣につかまり、さらに手引きカートが脱輪するアクシデントにも見舞われた細川。「まだ何かあるかな」と笑っていたら、本当に「何か」が起きた。2番パー3、6Iで放った完璧なドローボールはカップに向かって一直線。98年カシオ?ワールド?オープン以来となる自身2度目のホールインワンに「ビックリした!目の悪い自分でもさすがに見えた」と大喜びだった。
夏場に強い“夏男”。じりじり突き刺す夏の日差しは去ったものの、じりじり焼けたハリの力が昨秋痛めた右膝を支えている。今大会前にツアーのフィットネスカーで、熱したハリを刺す「焼きバリ」治療を施された。おかげで起伏のあるコースでも膝は持ちこたえている。「この勢いであと2日いきたいね。あしたは何か起きるのかな」。自身にふりかかるアクシデントを楽しむ余裕が、細川にはあった。
▼1位?金亨成 ここは標高が高いので、いつもより1クラブ番手を下げて距離感だけ合わせた。6オーバーから(首位は)半端じゃないです。(前日は7番までに6オーバー。2週連続優勝へ驚異の盛り返し)
▼3位?宮本勝昌 まだまだ若いね。不惑じゃなくて惑わされてばかり。(73で首位陥落)