高崎商22年ぶりV 関がプロ注目の柿田に投げ勝つ
桐生商を相手に3安打で完封したエースの関は初回こそ2死一、三塁のピンチを招いたが、前川をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。その直後に打線が2点を先制。「気持ちが楽になった」と2回以降は打たせて取る投球で三塁を踏ませなかった。中学3年時にボーイズ県選抜でチームメートだったプロ注目右腕?柿田に投げ勝った関は「ずっと大舞台で勝負したいと思っていた。楽しかった」と笑顔。「きょうのためにダイエットしてきた」とおどけながら選手に胴上げされた富岡潤一監督は「学校全体で待ち望んだ優勝で喜びもひとしお」としみじみ話した。
▽高崎商(群馬)1902年創立。OBに競泳北京五輪代表の内田翔。