19歳竹中が魅せた 手応えの80メートル独走トライ
出場選手でただ一人10代の竹中が魅せた。前半終了間際に自陣22メートルライン付近の右サイドでボールをもらうと、50メートル5秒9の快足で加速。3人を抜いて約80メートルを走りきった。「直前に頭をぶつけて覚えていない。気づいたらチャンスだったので必死に走った。スピードは通用するのが分かった」と手応えをつかんだ。
神奈川?桐蔭学園高時代にチームを日本一に導いた。日本代表の持久走ではプロップ陣に遅れるが、スピードとフィジカルの強さは魅力。エディ?ジョーンズ?ヘッドコーチ(52)も「高いポテンシャルを持っている。まだ少年だが、3年後は素晴らしい選手になる」と絶賛していた。