マー君 スライド登板で日本ハム?斎藤と投げ合い
過去2試合は2勝で内容も圧倒。「急に対戦が決まったから盛り上がらないでしょ」と話したが、燃える相手であることには違いない。中止が決まると、すぐさまブルペンに移動。フォームを確認しながら投球練習を行った。
疲労がたまっていたナインと同様、田中にとっても恵みの雨だ。6日の西武戦(西武ドーム)では試合直前に右脇腹痛で登板回避。この日の中止で前半戦の残り試合で2度の登板を果たすことは不可能となったが、より患部が回復した状態で臨むことが可能で「(右脇腹は)日に日に良くなっている」と表情も明るい。
斎藤との対決以上に、チームにとっても大事な一戦。13日からの球宴前最後の6連戦は日本ハム、ロッテの上位2チームと対戦する。現在、貯金2で3位につけており、一気に差を縮めるチャンスだ。「上位チームとの6試合は、全部勝つつもりでいかなければならない。頭を取ってチームに勢いをつけたい」。まずは斎藤を撃破し、チームの6連勝へ向け、先陣を切る。