伊勢神宮で奉納土俵入り 白鵬「本場所が無事に終われば…」
半年ぶりの通常開催となる大相撲名古屋場所(10日初日?愛知県体育館)を前に8日、横綱白鵬が三重県伊勢市の伊勢神宮で奉納土俵入りを行い、約1500人の前で堂々たる不知火型を披露した。
強い日差しが照りつける中、白鵬は土俵入りの前に日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)、魁皇ら4大関とともに参拝。当初は4月に春巡業の一環として伊勢神宮で奉納相撲が行われる予定だったが、八百長問題の影響で取りやめとなっていた。
初日を2日後に控え、白鵬は「本場所が無事に、成功に終われば、という気持ちで土俵入りも参拝も務めた」と神妙な面持ちで話した。