日馬全勝V逃す…白鵬3敗、3関脇が2桁勝利マーク
大相撲名古屋場所千秋楽は24日、愛知県体育館で行われ、14日目に2度目の優勝を決めていた大関日馬富士は関脇稀勢の里に突き落とされて14勝1敗とし、初の全勝優勝を逃した。稀勢の里は10勝5敗。
連覇が7でストップした横綱白鵬は大関把瑠都の上手投げに屈し、2連敗で12勝3敗で終えた。把瑠都は11勝4敗。大関琴欧洲は隠岐の海に寄り切られて9勝6敗。隠岐の海は勝ち越した。
殊勲賞の関脇琴奨菊は敢闘賞の豊真将を寄り切って11勝目を挙げた。阿覧を寄り切った関脇鶴竜は、先場所の12勝に続く10勝目。稀勢の里と合わせ、3人いる関脇全員が2桁勝利をマークしたのは56年ぶり。十両は妙義龍が11勝4敗の優勝決定戦を制した。
日馬富士が綱とり、琴奨菊と鶴竜が大関昇進に挑戦する秋場所は9月11日から東京?両国国技館で行われる。