「勇気ある撤退」中畑監督がインフルエンザ感染、休養
今季新球団としてスタートしたプロ野球DeNAは2日、中畑清監督(58)がインフルエンザに感染したため、3日の練習から休養すると発表した。復帰の時期は未定で、高木豊ヘッドコーチ(53)が当面、現場を指揮する。
中畑監督は沖縄県宜野湾市で行っている春季キャンプでこの日も選手を指導した。だが午後2時前には球場を離れて同市内の宿舎で診察を受け、37?2度の発熱があってインフルエンザA型と診断された。中畑監督は「元気なのだけれど、うつしてしまったら迷惑をかけてしまうので、勇気ある撤退をさせていただきます」と球団を通してコメントした。
選手やスタッフらに対する検査は行わない予定だが、球団はチーム内での感染拡大を防ぐために治療薬タミフルを用意した。
DeNAの初代監督に就任し、4年連続最下位に沈むチームの再建を目指す中畑監督は「数日間の練習内容は、まったく心配していません。もう一回、パワーを蓄積して戻ります」とコメントした。
「勇気ある撤退」中畑監督がインフルエンザ感染、休養