「初日から思い切り」稀勢の里 初Vへスタートダッシュ狙う
大相撲名古屋場所(7月8日初日?愛知県体育館)で初優勝を目指す大関稀勢の里は26日、愛知県長久手市の鳴戸部屋宿舎で朝稽古し「先場所のように初日から思い切りいきたい。意識して、体にもたたき込みたい」とスタートダッシュを狙う考えを示した。
幕内高安、隆の山と22番続けて取り、低い立ち合いからの左右のおっつけを磨いた。申し合いの後には、体重約100キロの隆の山を乗せたタイヤを引いて宿舎内の坂道を上り、下半身も強化。「(タイヤ引きは)いつもとはちょっと違う筋肉を使うから面白い」と額の汗をぬぐった。