７議員が資産１億円超 福島瑞穂氏 97％が預貯金
４日公開された参院議員の資産で総額が１億円を超えたのは７人と、２００７年参院選当選組の５人に比べ２人多かった。７人の内訳は民主党３人、みんなの党２人、自民党と社民党が各１人。上位３０人で見ると、自民党１３人、民主党１０人、みんなの党４人、社民党、たちあがれ日本、公明党がそれぞれ１人だった。
総額４億８６４５万円でトップとなった松田公太氏（みんなの党）の資産は、社債などの額面合計が３億３１２３万円に上るほか、預金が１億３８５８万円と金融資産が大半。このほか銀行や電力など１４銘柄で約２７３７万株を保有、総額に含まれない資産も多い。
２位の小泉昭男氏（自民党）は、総額２億９４８５万円のうち、相続した不動産が２億８６２７万円を占める。３位はＪＰモルガン証券の副社長だった中西健治氏（みんなの党）の２億５８７８万円。金銭信託１億８６６８万円と都内の不動産のほか、総額以外にＪＰモルガン?チェースの２２万株を保有している。
４、５位は民主党。１億７３８９万円の大久保勉氏は都内の自宅が中心。小川敏夫氏は都内の自宅などで１億３２１２万円となった。
６位は社民党党首の福島瑞穂氏。総額１億２７３５万円のうち９７％が預貯金だ。７位の大野元裕氏（民主党）は埼玉県の土地を相続し１億９２０万円と報告した。