錦織 悔しさにじませ…「予想以上にプレーが速くて」
初対決のフェデラーに完敗した錦織は、悔しさをにじませた。
―試合を終えた時は。
「相手がフェデラーということよりも、決勝でいいプレーができなかったことが悔しかった」
―相手のプレーは。
「予想以上にプレーが速くて、どんどん攻めてきた。甘いボールは逃さず、左右に振ってくる。それに足がついていけなかった」
―今大会の結果には。
「正直、ここまで来られたことにびっくりしている。1回戦からタフな相手で、いつの間にかここまで来たという感じ」
―一番強かったのは。
「フェデラーです」
―今回、得た経験は。
「フェデラーとの対戦は夢の実現だった。憧れの選手だったし、ずっと対戦したいと願っていた。いい経験になったし、また対戦したい」
―再戦でどう攻める。
「もっと自分から攻めて、リスクを冒さないと勝てない相手。サーブキープが第一になると思うし、ストロークからもっと前に出る形ができれば。サーブがすごく良く、読みにくかった。あのサーブも攻略しないといけない」(共同)