自公 月内退陣要求 岡田幹事長「大連立がいい」
菅直人首相が8月までの退陣意向を固めたことをめぐり自民、公明両党は5日、「死に体内閣に協力はできない」として月内にも辞任するよう要求した。これに対し、民主党の岡田克也幹事長は情勢を踏まえ、首相に退陣時期の前倒しを進言する可能性を指摘した。
また、岡田氏は首相退陣後の政権運営について、期間限定で自民党などとの大連立が望ましいとの認識を表明した。
自民党の石原伸晃幹事長は5日のNHK番組で「もう菅内閣は死に体だ。一日も早い退陣を求める。常識的には月内だ」と強調。公明党の井上義久幹事長も「これ以上、政治空白が続くと重大な国益の損害になる。一日も早く新しい首相を選ぶのが大事だ」と述べた。
これに対し、岡田氏は「退陣時期は首相が判断することだ」とした上で「多くの人の思いとかけ離れていれば、幹事長としてやめて下さいと申し上げる」と述べた。
国民新党の下地幹郎幹事長も、2011年度第2次補正予算案編成は後継首相が行うべきだとの考えを示した。
菅内閣後の与野党協力について、岡田氏は「東日本大震災復興、税と社会保障など大きなテーマで与野党が協力して乗り越えることが必要。大連立がいいと思う。大連立を期限付きでやって、次の衆院選であらためて政権与党を決めればいい」と語った。石原氏も菅首相退陣後の与野党協力に前向きな姿勢を示した。
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