五輪代表1号の松田「メダル第1号を狙っていきたい」
ライフル射撃のロンドン五輪代表が18日、東京都内で記者会見し、2010年世界選手権で男子50メートルピストル、エアピストルを制し、全競技を通じて最初に五輪代表に決まった36歳の松田知幸(神奈川県警)は「メダル第1号を狙っていきたい」と力強く宣言した。
五輪テスト大会を兼ねた4月のワールドカップ(W杯)でも50メートルピストルで優勝した松田は「自信がある。表彰台の一番高いところを目指す」と金メダルに意欲を示し、16年、20年五輪まで3大会連続のメダル獲得を目標に掲げた。開会式翌日の28日にエアピストル、8月5日に50メートルピストルが行われる。
女子エアピストル、25メートルピストルに出場する小西ゆかり(飛鳥交通)は「メダルを日本に持って帰ってくることが使命」と話し、男子ライフル3種目で初出場の谷島緑(自衛隊)は「無心で戦い、一つでも上の順位を目指したい」と意気込んだ。