日本女子は団体総合7位…米国が圧勝!
体操の世界選手権第5日は11日、東京体育館で8カ国による女子の団体総合決勝を行い、予選5位の日本は合計167?122点の7位に終わった。予選首位で前回大会2位の米国が計179?411点で圧勝し、2007年シュツットガルト大会以来3度目の優勝を果たした。2連覇を狙ったロシアは4?082点差の2位、中国が3位。
日本は田中理恵(日体大大学院)が得意の床運動で得点を伸ばせず、最終種目の段違い平行棒でもエース鶴見虹子(朝日生命)が落下。前回の5位にも及ばなかった。
団体総合予選を首位通過した日本男子は非公開練習で、33年ぶりの優勝が懸かる12日の決勝に向けて最終調整した。
▼塚原千恵子?日本女子監督の話 練習から元気がなく(雰囲気に)のまれた感じがあった。メダルを取るには床運動と跳馬の改革をしないと難しい。
▼鶴見虹子の話 予選じゃなくてよかった。段違い平行棒のミスは悔しいが、個人総合と種目別決勝で取り返したい。
▼田中理恵の話 すごく調子が良かったので、床運動のミスはびっくり。外国選手は脚力が強い。自分ももう少しごつくなりたい。
▼新竹優子の話 自分の今持っている力の中では一番いい跳躍ができて良かった。
▼寺本明日香の話 予選より緊張してやばいと思ったが、意地で頑張った。ノーミスでできたのは自信につながった。
▼美濃部ゆうの話 予選では平均台で演技価値点を取れなかったが、きょうは演技した分は取れた。落ち着いてできた。
▼大島杏子の話 少し気持ちで弱い部分もあったが、1番手として大きなミスなくできたのは良かった。