佐川急便 青森、秋田、山形で集配達再開
佐川急便は21日、東日本大震災の被害を受けた青森、秋田、山形の3県全域で宅配便の集荷と配達を22日から再開すると発表した。既に3県では営業店で荷物の持ち込みと受け取りができる「営業店止めサービス」を実施しているが、集配の再開で顧客の利便性を高める。ただ、宅配便を届ける期間は通常より長くかかる可能性がある。
一方、東北6県のうち残る岩手、宮城、福島各県では宅配便の集配を再開できる時期は未定で、引き続き各県の一部営業店での営業店止めサービスで対応する。
ヤマト運輸はこれまでに、東北6県の一部直営店で宅配便の受け取りと持ち込みを受け付けているほか、青森、秋田、山形各県の一部地域で集配も再開している。