小久保に王球団会長から名球会ブレザー
6月24日に通算2千安打を達成したソフトバンクの小久保の記念セレモニーが試合前に行われ、名球会の王球団会長からブレザーが贈呈された。「夢でもあった王会長からグリーンジャケットをもらえる日」と心待ちにしていた小久保は、袖を通すと少年のような笑みを浮かべ、見守った母の利子さんは涙ぐんだ。
大記録まで残り1本としながら椎間板ヘルニアで戦列を離脱。幾多の苦難を乗り越えての偉業に、王会長は「本人しかわからない重たいものがある。2千本は、『優れている』プラス持続性と強い意志がないと達成できない。自分のことのようにうれしい」とあらためてたたえた。