どうする配置転換 阪神交流戦シフトへ 2投手1軍合流
2日連続の雨天中止に加え、17日からは日程面で余裕が生まれる交流戦に突入する。先発投手陣に余剰人員が発生する状況にも、阪神?真弓監督は救援部門へ一時的に配置転換する可能性を「ない」と完全否定した。現状6人の先発投手を有効活用しながら“空いた1枠”を中継ぎ陣強化に充てる布陣が濃厚だ。
最長で4連戦の交流戦は先発投手が5人いれば充足。開幕時にそろえた6人は好状態を維持し、不調や故障による脱落者は1人もいない。5番目に位置づけられる下柳とメッセンジャーを登録?抹消しながら交互に先発させる戦略が想定され、12日に予定される下柳の登板後、代わって2軍で好調な鄭凱文(ジェン?カイウン)や若竹らを1軍合流させてブルペン増強をはかる狙いと見られる。守り勝つ野球を目指す上で追い風になることは間違いない。