日本 ロンドン五輪へ白星発進!クウェートに先勝
左足首捻挫の永井(名古屋)はベンチスタートとなり、先発FWには大迫(鹿島)と山崎(磐田)が入った。
序盤から日本が攻撃を続け、前半18分に比嘉の左クロスを清武が頭で決めて先制。同37分には清武の右CKを浜田がヘディングで押し込み、後半16分にも大迫が右足で加点した。その後はやや集中力を欠き、1点を返されたのは痛かった。MF清武は1得点、1アシストと前半の全2得点に絡んだ。
5大会連続9度目の本大会出場を目指す日本は、23日(日本時間24日未明)にクウェートで第2戦を行い、2試合合計スコアで上回ったチームがアジア最終予選に進む。
最終予選は12チームが3組に分かれて、9月から来年3月まで争う。アジアの五輪出場枠は、アフリカとのプレーオフを含めて3?5枠。
▽関塚隆?U―22日本代表監督の話 ホームで勝って2点差をつけた。最低限の結果には持っていけた。相手が引いてくるだろうと思い、ボールを動かせる選手を起用した。選手は前向きなプレーをしてくれた。
▽シェマリ?U―22クウェート代表監督の話 日本の方が経験があったし、体力も上だった。選手は途中で集中力を失ってしまった。ただ、1点を入れたことでまだチャンスがあると思う。
▽清武の話 失点してしまったことに悔いが残る。もっと点を取るチャンスがあった。(第2戦へ)もう一度、気を引き締めてやりたい。
▽山村の話 しっかり点を取って勝てたのは、よかった。失点の部分だけ修正したい。次も勝って2次予選を突破したい。
▽大迫の話 勝つこと、点を取ることを考えてプレーした。もっと決められるチャンスはあった。そういうところを決めないと次に響く。
▽浜田の話 失点しないことを考えていたが、後半に点を取られてしまった。次のアウェーは集中してゼロで抑えたい。
▽東の話 ホームだったので受け身にならないようにした。うまく前でボールを取れた。1点取られたのは悔しい。(次も)いい状態でやれれば問題ない。
▽山崎の話 (3点目のアシストは)大迫がフリーだったので。落ち着いてパスを出せた。次も先制点が大事だし、点に絡むプレーをしたい。
▽権田の話 勝ってるので、そんなに悲観することはない。(失点は)崩されてではなく、自分たちのミスから。試合の入り方や90分の配分を考えないといけない。
▽比嘉の話 試合前から縦に行こうと決めていた。(先制点の)アシストにつながってよかった。
▽鈴木の話 相手が引いてきたのは予想通り。完封できればよかったが、失点はミスから。(第2戦では)修正できる。