ドラマ「チェイス?国税査察官」で江口洋介がマルサに挑戦!
NHKで放送中のドラマ「チェイス?国税査察官」の制作発表会見が4月12日、都内で行われ、主演の江口洋介が出席した。同作は国税局査察部に所属する査察官?春馬(江口洋介)と、天才脱税コンサルタント?村雲(ARATA)が、6000億円の巨額資産を巡って頭脳戦を展開。人間の飽くなき欲望と復讐劇を描く経済サスペンスドラマだ。江口は「脱税者を追っていく話ですが、それだけ聞くと、刑事もの、サスペンス、アクションなどと、今まで見たことがあるドラマを思い浮かべると思います。ですが、この作品は最後に家族愛が絡んでくるという、非常にふり幅の広いドラマ。春馬という男の生き方や、社会にどう立ち向かっていくかということを自分の中で練り上げてきましたので、とても面白く、また、やりがいのある役だと思っています」と意気込みを語った。また、同作に関して「脱税のために行われる様々な手段や計画に関して、僕自身『これはちょっとデフォルメしすぎてないか?』と思ったのですが、これらは実際にあることなんです。事実なんだけれど、ドラマにするとエンターテインメントに見えてしまう」と驚きの表情を見せる。自身の演じる査察官については「査察OBの方にお話を聞いたのですが、ちょっと怪しいなと感じる人の後をつけていったり、テレビを見て怪しいと思った人をチェックして半年から何年もかけて追っていったりという話が印象的でした。査察の仕事に関しては、家族にも他人にも話せない。僕なんかはノイローゼになるんじゃないかと思いますね。そういう点も含め、査察という仕事が簡単なものに見えてしまったり、誤解されてはつまらないと思いまして、入念に取材し、役作りのヒントにしました」と真摯な姿勢で臨んでいると明かした。