福島?相馬市出身の鈴木外野手は両親被災「祈るしか…」
福島県相馬市出身の巨人の鈴木尚広外野手(32)は12日、両親が東日本大震災で被災したことを明らかにした。近くに住む同外野手の弟の家に避難しているそうで、「弟からの連絡で無事は確認できたが、両親は精神的に参っている。行ってあげられればいいけど、静かに祈るしかない」と不安そうな表情を浮かべた。
地元の友人からも連絡を受けたという。「(津波で)家を流された人もいる。生きていることが確認できたことが救い」と、大きな被害を受けた故郷を気遣った。
巨人の原辰徳監督(52)は、被害が拡大していることを受け「われわれも言葉がありません。野球人として人々を喜ばせることに集中したい」と話した。