北海エース玉熊 サヨナラ負けに放心状態
9回にサヨナラ打を許した北海のエース玉熊は「自分がランナーを出して招いたピンチ。自分の責任です」と放心状態だった。
春の選抜大会でチームをベスト8に導いた自慢の制球力は影を潜めた。「変化球が抜けてしまうことが多かった」とストライクが思うように入らず8四死球。2年生右腕は「気持ちも体も万全だったが、自分の力がなかった」とうつむいた。
▼平川監督の話 (サヨナラ負けに)玉熊は辛抱強く投げてくれた。あと1本、ワンプレーというところまでいったが、そういうところで結果が出るチームを作りたい。
▼玉木捕手 (玉熊に)制球や直球の伸びが夏はずっと良くなかった。調子は良くなかったけど、よく3点で抑えてくれた。
▼森遊撃手 (9回2死二塁で失策)自分たちが守って玉熊を楽にさせたかったけど、結局それができなかった。(失策は)3年間頑張ってきてあのプレーがでた。後悔はない。