18歳の新星?山口、世界記録更新へ“敵”は天気?
8月末のジュニア?オリンピック杯で2分7秒57をマークし、ロンドン五輪金メダルのジュルタ(ハンガリー)の世界記録に0秒29、北島康介の日本記録に0秒06まで迫った。8月半ばの高校総体から好タイムを連発しており、北島の恩師で、昨冬から山口を指導する平井伯昌コーチは「好調を維持している。気合も入っている」と心身の充実ぶりを強調する。世界記録更新についても「いい条件なら、かなり確率は高い」と太鼓判を押した。
気がかりなのは屋外プールで風や波の影響を受けやすいこと。この日は時折、土砂降りの雨だった。15日の天気予報は曇りで降水確率30%。同コーチは「屋根が欲しい」と天気だけを心配していた。