巨人2年目の小山が初勝利 原監督も高評価「次も先発」
プロ7度目の先発で自己最長となる7イニングをきっちり抑えた小山。7回には2死二、三塁のピンチを作ったが、DeNAの梶谷を空振り三振に抑えて乗り切った。「あそこで交代せずに使ってもらえたので、何としても抑えようと思った」と意気に応えるピッチングだった。
同期ながら年下の宮国が既に4勝を挙げ、新人の田原や高木京らも救援で頭角を現す中、2軍で着実に結果を残して杉内の代役の座をつかみ取った。巨人はこれで優勝マジックナンバーは23。「マジックを減らす中で、一つでも貢献できてうれしい」と笑顔を見せた。
原監督も「(ピンチを)しっかり乗り越えて結果を出した。非常に価値あるものだったと思いますね」と高く評価。「これだけのピッチングをしてくれたので、次も当然スターターの1人としてやってくれるんじゃないでしょうか」と期待を込めた。