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気仙沼向洋 「1―28」の雪辱で恩返しを!

津波なんかに負けない――。苦難を乗り越えて出場にこぎつけた気仙沼向洋の三浦主将は、きっぱりと甲子園出場を目標に掲げた。

 「練習できなかったから負けたと言われるのが一番悔しい。被災地の高校と見られたくない。甲子園に出場することで支援してくれた方々に恩返ししたいです」。3月11日の震災時は打撃練習中だった。海岸近くのグラウンドは地割れし、すぐに津波も押し寄せた。部員は高台に避難したが、4階建ての校舎は海水にのまれナインの多くの自宅は全壊。気仙沼市内の死者数は980人に及んだ。それでも三浦主将はがれきの中から見つけたグラブを磨き続け、野球への情熱を保ち続けた。

 自校のグラウンドは使えないため、現在は同市内の本吉響高のグラウンドで同校ナインと合同練習を積んでいる。それだけに「(本吉響と)当たらなくてよかった」と三浦主将はホッとした表情。不足していた野球道具も各地から届けられ、義援金でユニホームも新調した。戦う態勢は徐々にではあるが整いつつある。

 昨夏は東北を破り初の決勝進出も、仙台育英に1―28と記録的大敗を喫した。その瞬間から新チームの目標は「仙台育英に勝って甲子園に行く」。当時の先輩は後輩に悔しさを忘れさせないために、流された部室の壁に「1―28」と大きく書き残した。「あの字は目に焼き付いてます」と三浦主将。支援してくれた人のために。そして先輩の無念を晴らすために。気仙沼向洋ははるかなる甲子園を目指す。

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