ローリーズ ファーム | ローリーズ ファーム16 | ローリーズ ファーム26 | ローリーズ ファーム36 | ローリーズ ファーム46 | ローリーズ ファーム56

ugg mini | ugg 梨花 | ugg ブーツ 通販

エレファントカシマシ宮本浩次ロングインタビュー【6/10 09年3月】

(第5回より続く)―「昇れる太陽」は、収録曲に共通するテーマが、「大人ってなんだろう」ということだと思っているのですが…。例えば「絆」の2番の出だし“どうすれば俺たちは強く踏み出せるだろう”を最初聴いたとき、涙が出てきまして。それは自分が仕事で本当に「どうすれば私は強く踏み出せるんだろう」と思ってたからなんです。40過ぎてもぜんぜん大人になれず、いつ大人になるんだろうと思っていて。で、そういう感じが宮本さんの歌詞からも伝わってくるんです。「It’s my life」も「絆」も「ジョニーの彷徨」も。いつまで経っても何も変わりゃしないし何もわかりゃしないっていう。人はそもそも大人になるのか、っていうことを今回お聞きしたかったんです。どうですか、あの、いまご自身は、“大人”に、なってると…。「いやいや、おっしゃること、わかるんですけど、あのー、うーん、なかなか難しい問題だと思いますね、はい」―あの…、昭和より前の、例えば明治時代の文豪も…、大人だったんですかね。「ま、でも、森鴎外なんかは、一度離婚してかみさんが死んじゃったりとかしてますし、40歳くらいになってから20歳くらいのすごいキレイな奥さんもらって、3人ぐらい子供作って。夏目漱石も奥さんの悪口言ってるわりには、たぶん6、7人子供いたと思うし。で、そういう人たちはちゃんと子供を育ててですね、一家の主として新聞社に入社して小説書いて、いろいろ言いながらも奥さん大事にして、家族を守って…っていうところを見ると、しっかりした大人としか言いようがない、と思うんですよね」―あの…、宮本さんはずっと、「大人になりたい」と思ってましたかね?「僕はぜんぜん自分のこと大人だと思ってたんですけど、ダメですかね? よくわからないですけど、いまは立派な大人だと思いますね。でも、まあ、いろいろあるし…、僕はそういう悩みをちゃんと持って、しっかり考えることができる人とかが、まさに大人なんじゃないかって逆に思っちゃったりするんですけどね。ええ」―いえいえいえ。うーん、あの…、「絆」のPVも、すごくこう、鬱々としてるじゃないですか。すごく開けて大きな歌詞なのに、鬱々としてるじゃないですか。そこがいいと思っているんですが、それは、宮本さんが、すごくいい感じで、みんなと理想的なチームワークで、未来へ向かって、空や、太陽を見ながら前進している面と、一方でこう、鬱々と、すみません鬱々とって言葉はよくないですけど、「いやいや、そんなことないですよ、ほんとに」―「俺なんてまだまだだ」とか、もしかしたら、思ったり…、「あー…。鋭い。ええ」―あと例えば、人に期待しちゃうとか。期待して、期待通りの反応が返ってこないとすごくムカついちゃうとか、「あー! もうムカつきますよね、あれは。なんでなんですかね!」―そういうふうに、歌詞からは感じられる…。「ほんとそうですよ(笑)。ほんとムカつきますよ。ハハハ」―それをどうやって乗り越えてですね。だって毎日生きていかなきゃいけないし、「ふふ。ほんとですよねぇ?! うーん」―なんで自分はいつまでたってもこうなんだろうと、宮本さんでも感じるんじゃないだろうかと、歌詞を見ると思うんです。「いや、そういうところはありますよ、ほんとに。なかなかやっぱり、うまくいかないじゃないですか、物事なんて。ええ。見ないようにしてるところもいっぱいありますしね。ただ、時間も限られてるし、ごまかしていることさえもごまかす、みたいな感じですよ、もう」(第7回に続く)【シュシュ編集部/滝本志野】

上一篇:阪神?榎田も駆け付けた!東京ガス逆転で準決勝進出

下一篇:小野沢が独走トライ 日本一矢報いる