財務省、塩の備蓄を初めて放出 いわき市の工場が被災
財務省は17日、東日本大震災で福島県いわき市小名浜の製塩企業の工場が製造停止となったことを受け、財団法人塩事業センターに備蓄されている食用塩9百トンを放出すると発表した。備蓄塩の放出は初めて。みそやめん類などの食品加工メーカー数社に対して供給する。
全国に6カ所ある製塩工場のうち1カ所が被災したことで、食品メーカーへの供給が追いつかなくなっている。塩事業センターには原塩6万トン、製品在庫4万トンの計10万トンの備蓄があり、供給不足に対応する。
また、財務省は同日、震災で被害があった関係自治体に対し、約5500戸の公務員宿舎が提供可能とするリストを通知した。16日時点では計1931戸だったが、茨城県内などの宿舎を追加した。