横綱昇進へ一歩前進!日馬富士、難敵相手に会心の一番
日馬富士が難敵を退け、横綱昇進へまた一歩前進した。立ち合いから鋭い突き、押しで攻め「相手の動きがよく見えた」と、低い体勢で潜ろうとする豪栄道を力強く突き倒した。会心の一番にも「自分の相撲を取りきることだけを考えた」と冷静な口調だった。
12連勝で夏場所千秋楽からの連勝は28に伸びた。「一日一番の積み重ねがつながっている。あと3日間あるので、集中して自分の相撲を取りきるだけ」と決まり文句を繰り返した。
審判部が日馬富士の昇進問題を協議する際の、一つの目安とされる13勝まであと1勝。残り3日間は大関、横綱戦だが、北の湖理事長(元横綱)は「13勝以上してもおかしくない勢いがある」と予想した。