耐え抜いた遼くん「気持ちの強さとは練習量だと最近分かった」
石川遼は重圧に耐え抜いた。14番のボギーで通算1アンダーに後退したが「動揺はなかった」。パー5の15番ではティーショットを真っすぐ飛ばす。第2打をグリーン右のバンカーへ入れたが「あそこは想定内」と簡単に脱出。約2?5メートルのバーディーパットを力強いタッチで決めた。「何度も練習してきた上りのパット。その通りに打てた」と胸を張った。
19歳にして3度目の大舞台。「この3年はどこにいる時も、ここのことを考えてきた」と思いの強さを口にする。それは時に重圧にも変わるが「それでミスする程度なら、優勝争いなんてできない」と断言する。「気持ちの強さとは、つまり練習量だと最近、分かった。たくさん練習してきたかいがあった」。予選通過の収穫を語る時、自然と表情が緩んだ。