翔天狼ＶＳ北太樹　３度不成立で注意受ける

翔天狼が北太樹をはたき込んだ一番は、立ち合いが３度不成立となり、取組後に両者が審判部から注意を受けるなど後味の悪さが残った。最初は北太樹が突っかけ、２度目と３度目は翔天狼の手つき不十分だった。

　翔天狼は「自分が悪い。勝った気がしない。情けない」とこぼし、土俵上でも不満げな表情を隠さなかった北太樹は「呼吸は合っていると思っていた。仕方がない」と投げやり気味だった。

　朝日山審判長（元大関大受）は「翔天狼はきのうも手つきを注意したばかり。北太樹はかわいそうな面もあるが、あの態度は良くない」と反省を促した。