早鞆の大越監督 9年ぶり聖地でナインに攻略法伝授
就任3年目の指揮官は初戦に向けて「うちは初出場で失うものはない。のびのびとプレーさせたい」と平常心を強調。甲子園のグラウンドに入るのは03年の阪神との日本シリーズ以来9年ぶりだが「球場がリニューアルされたので懐かしさはなかった」。練習前にはバックネット裏に選手を集め、「甲子園はなぜ緊張するのか。甲子園は(ベンチが低く)360度観客に囲まれたステージみたいだからなんだ」と自身の体験を交えて選手に語りかけた。さらに室内練習場でも、投球練習を行った、最速144キロ右腕?間津に「マウンドは傾斜があるから上から投げ下ろせ」と助言し、間津も「急な傾斜なので左足をうまく使って投げたい」と応えていた。
18日は、石巻工(宮城)など残りの16校が練習を行う。