酒気帯び事故の４時間後、また酒気帯び運転
宮崎県警高鍋署は３日までに、道交法違反（酒気帯び運転）の疑いで、同県高鍋町の自称農業伊東直幸容疑者（４８）を逮捕した。
逮捕容疑は１日午後１時５０分ごろ、同町の町道で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑い。
高鍋署によると、同日午前１０時ごろ、同町内で軽乗用車が道路脇の田んぼに横転する事故があり、通行人からの１１０番通報で同署員が駆けつけたところ、車内には伊東容疑者と知人の男（５６）がいた。２人はいずれも酒に酔っており、目撃情報などからもどちらが運転していたのか特定できなかったため、同署はいったん帰宅させ、任意捜査を行うことになった。
約４時間後、午前中に事故処理をした署員がパトロールしていたところ、伊東容疑者が同じ知人の男を助手席に乗せ、酒気帯び状態で軽乗用車を運転しているところを発見。職務質問し、現行犯逮捕した。
伊東容疑者は、調べに対し容疑を認めている。飲酒した時間や場所、量などについては捜査中だが、同乗していた男とは友人同士で、午前中の外出理由については「初詣に行くため」、午後については「パチンコに行こうとしていた」と供述しているという。
同署は同乗していた男についても、道交法違反容疑で捜査する。