伊藤、上山が五輪枠獲得 岸ら女子は最終予選へ
トランポリンの世界選手権第1日は17日、英国のバーミンガムでロンドン五輪予選を兼ねた個人予選を行い、日本勢は男子で伊藤正樹(金沢学院大ク)が108?669点の5位、上山容弘(大体大大学院)が107?359点の6位となり、決勝に進む予選上位8人(各国?地域2人まで)に与えられる五輪出場枠を獲得した。
女子は岸彩乃(金沢学院大ク)の19位が最高で、25位だった山田紗菜(早大)とともに来年1月の五輪最終予選(ロンドン)に回った。
男子予選は董棟(中国)が111?490点でトップ。8位だった外村哲也(JPT)は日本勢3番手で予選敗退した。同決勝は19日に行われ、日本トランポリン協会はメダル獲得選手を五輪代表に決めるとしている。
▼岸彩乃の話 (五輪最終予選に回り)ひと安心。いい経験になった。最終予選では最高の演技をして出場権を取りたい。
▼山田紗菜の話 五輪最終予選に残れて奇跡。与えられたチャンスを無駄にしないようにしたい。(共同)