男女関係めぐり口論 71歳男、元妻に火付ける
栃木県警小山署は16日、元妻に可燃性の液体をかけ火を付けて殺そうとしたとして、殺人未遂の疑いで同県野木町の建築板金工の男(71)を現行犯逮捕した。「殺すつもりだった」と容疑を認めている。元妻は顔などをやけどし意識不明の重体。
逮捕容疑は16日午後10時45分ごろ、自宅近くの知人宅の軒下で、元妻(68)と男女関係をめぐって口論となり、可燃性の液体を浴びせて持っていたライターで上着に火を付け、殺そうとした疑い。
同署によると、男は空き缶に可燃性の液体を入れて自宅から持参。液体はガソリンのような臭いがした。家の中にいた知人が2人に気付き、110番した。