これが実態!被ばく東電社員上限超えても勤務続ける
東京電力は福島第1原発事故で作業した男性社員2人の被ばく線量が、今回の事故で設定された上限の250ミリシーベルトを超えたと発表した。
内部被ばくと外部被ばくを合わせた線量は、30代社員が約284~654ミリシーベルト、40代社員が約289~659ミリシーベルト。診察した放射線医学総合研究所からの報告で、2人とも特別な治療は必要なく福島第2原発で働いているという。東電の松本純一原子力?立地本部長代理は「2人以外にも250ミリシーベルトを超えた可能性はある」と認め、事故対応作業に伴う被ばくの深刻さが浮き彫りになった。