春日部東サヨナラ勝ち!今夏で勇退の指揮官ゲキに燃えた
「焦りがないことはない。焦っちゃうと空回りする。(選手には)必ずチャンスがくるから我慢しろと言っていた」
相手は自身が指揮を執った95年に甲子園へと導いた越谷西。さらに島田昌雄監督は教え子とあって、やりにくさはあったという。同点の4回に2点を勝ち越される苦しい展開。中野監督は5回終了時のグラウンド整備中にナインを集めて「いつ負けてもおかしくない。その覚悟を決めてやれ」と諭した。すると6回に2点を奪って同点。そして9回1死一、三塁、松尾が左中間を破るサヨナラ打。「監督の言葉でチームの士気が上がった。絶対に甲子園に連れて行きたい」と誓った。
公立勢としては98年の滑川(現滑川総合)以来14年ぶりの甲子園出場に向け、中野監督は「まだまだ始まったばかり」と笑った。59歳。酸いも甘いもかみ分けた指揮官のラストタクトはまだ終わらない。
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