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やわらかに揺れる光のファンタジー「たけた竹灯籠」体験記

11/14(金)?16(日)、大分県?竹田市で「たけた竹灯籠 竹楽」が開催された。古くから竹資源が豊富に自生する竹田市が、激減する竹需要により荒れ果てた竹林を再生させ、観光の起爆剤にしようと始めたもので、ことして9回目となる。観光客も年々増え、いまでは約10万人が足を運ぶ秋の風物詩だ。このイベントの最終日に、旅行代理店主催のバスツアーを利用して訪れた。天神を出てから約2時間半、途中2度の休憩をはさみ、最初の目的地である紅葉名所?用作(ようじゃく)公園へ到着。岡藩の別荘地として知られ、500本ものモミジやカエデが観賞できる人気スポットだ。22(土)?23(日)には夜間ライトアップも行われ、鮮やかに色付いた木々が「心字池」の水面に映り込み、見事な景色を作り出す。その後、岡城址を見上げる休憩処で早めの夕食を済ませ、灯籠会場となる竹田市の城下町へ。JR豊後竹田駅前にかかる竹田橋を渡った先から、大小さまざまな灯籠が出迎えてくれる。商店街沿いには出店が並び、道の中央に、無造作に置かれた灯籠からこぼれる灯りが、チラチラと踊るように揺れ動く。人の流れに沿って進んでいくと、やがて、階段状に並んだ灯籠が目に飛び込んでくる。竹楽を代表するスポット「十六羅漢」だ。観音寺の階段一面に置かれた灯籠が、光の波となって一気に押し寄せ、真っ赤に燃え上がるようにライトアップしたカエデと闇夜の絶妙なコントラストは、まさに圧巻! しばし、言葉を忘れて見とれしまったほどだ。ほかにも、「荒城の月」など滝廉太郎作のメロディが流れる「廉太郎トンネル」や、人目を忍び、岩肌に彫られた礼拝堂と、十字にくりぬいた灯籠が悲しい雰囲気を醸す「キリシタン洞窟礼拝堂」、100数十段の階段に並べられた約1800本の光の束と、堂々たる鳥居のダイナミックな競演が印象的な「広瀬神社」など、町全体が光のハーモニーを奏でている。なかでも一番心に残った光景は、白壁と瓦の屋根が続く古い町並みを残した「武家屋敷通り」の灯籠群。周りに街灯ひとつなく、まさに闇の中を、ぼんやりと優しい灯りがそっと道を照らし出す。まるで江戸時代に逆戻りしたかのような不思議な感覚に包まれ、その光の中を歩いていると、なんとも居心地のよい気分に酔いしれることができた。光と闇とが作り出す幻想的でロマンチックな灯籠ワールドを体験できる「たけた竹灯籠 竹楽」。ツアーということもあって2時間半足らずの滞在だったが、時間を忘れて楽しめる、満足度の高い秋の休日だった。【九州ウォーカー/飯尾 賢】

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