開幕5カードを延期 CS開催も諦めず
パ?リーグは開幕からの5カードをひとまず日程から外した。その上で、クライマックスシリーズ(CS)の開催も目指して、日程をあらためて組み直す。
被災地の仙台市を本拠とする楽天の井上オーナー代行は「1カ月の時間的余裕が欲しい」と訴えていた。だが楽天が神戸市に一時的に拠点を置く方針となり試合開催のめどが立ったことや、CS開催のために長期の延期が難しいことなどから判断し、4月12日の開幕となった。
日程消化のためにはダブルヘッダーや平日のデーゲームの可能性も十分ある。かつて阪神大震災を経験したオリックスの村山球団本部長は「『がんばろう神戸』で予定通りこなした経験もある」と全試合の消化に意欲を見せる。被災地の状況も考慮しながら、最善の道を探っていく。